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よくあるご質問(学生の方)


新卒応援ハローワークの利用について

Q1. 新卒応援ハローワークはどのような組織なのですか。
A1. 新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校等の学生とこれらの学校を卒業した方の就職を専門にサポートするために設置された国(厚生労働省)の機関です。国の機関ですので、すべて無料でご利用いただけます。
Q2. 新卒応援ハローワークと他のハローワークはどのようにちがうのですか。
A2. 新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校等の学生とこれらの学校を卒業した方の就職を支援する専門のハローワークです。全国の求人情報の検索はもちろん、エントリーシートや履歴書の作成相談や面接指導も行っています。
Q3. 初めて新卒応援ハローワークに行こうと思うのですが、何か手続がいるのですか。どのような服装で行けばよいのですか。
A3. 新卒応援ハローワークの利用にあたって、特別な手続きは不要です。また、公的機関ですので、無料で利用できます。なお、就職についての相談、講座、セミナーについては、事前の申込(予約)が必要な場合があります。ホームページのイベント情報を確認していただくか、主催の新卒応援ハローワークに電話等で確認してください。

新卒応援ハローワークでは、就職活動に必要な情報や知識等を手に入れるために、来所者用端末等を自由にご利用いただけます。服装や髪型もふだんと同じようなものでかまいません。

ただし、新卒応援ハローワークを通じて求人に応募する場合、会社の採用担当者から「今からすぐに面接に来てください」といわれることがあります。こういう場合に備えて、すぐに応募する考えのある方は、面接にふさわしい服装で来られることをおすすめします。
Q4. 大学2年生で、まだ就職は先のことですが、新卒応援ハローワークを利用することはできますか。
A4. 新卒応援ハローワークでは、大学等に在学中であれば、就職に関するご相談に応じております。したがって、大学2年生でも新卒応援ハローワークを利用することはできます。仕事についての自分の適性や興味、今後の就職活動の進め方、業界・職種に関わるご相談など、お気軽にご利用ください。ただし、新卒応援ハローワークで公開されている求人については、卒業年次の方(大学4年生、短大・専門学校2年生など)や既卒の方を対象としているので、大学2年生であれば今すぐ応募することはできません。企業研究の参考として活用することをおすすめします。
Q5. ホームページで求人情報の検索をしたいのですが、どうしたらいいですか。
A5. 当ホームページから、新卒者向け求人情報や中途採用の一般求人情報を検索することができます。

新卒者向け求人は、今年度3月卒業予定の学生を対象としています。既卒者の方の応募を受け付けている企業も多くありますので、積極的に問い合わせましょう。

中途採用の一般求人は、即戦力となる実務経験者を求めているケースが多くあります。したがって、いままで就職経験のない既卒者の方は、既卒者も応募できる新卒者向け求人のほうが採用につながる傾向があります。またこの求人については、新卒応援ハローワークまたは最寄りのハローワークで相談・紹介を行っていますので、該当求人の画面を印刷し持参するか、求人番号を控えてお越しください。
Q6. ホームページでみた学卒求人に応募したいのですが?
A6. 当ホームページで公開している学卒求人に応募する場合には、求人情報に記載された「応募・選考要領」に従い、ご自身で、求人情報に掲載されている企業の人事担当者に直接連絡のうえ、応募してください。

ただし、紹介状が必須となっている求人もありますので応募の際にご確認ください。その場合、新卒応援ハローワークで発行しますので、ご来所ください。

※ 求人票に「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)対象求人」と記入がありましたら、必ず新卒応援ハローワークかハローワークで紹介状の交付を受けてから応募してください。

応募に際して、応募書類(エントリーシート、自己PR書、履歴書など)の添削、模擬面接などのトレーニングを行っていますので、ぜひご利用ください。ご利用にあたっては、事前に予約されることをおすすめします。

Q7. 全国のセミナーや企業説明会等の日程がわかるでしょうか?
A7. 当ホームページの「イベント情報検索」には、全国の新卒応援ハローワーク、その他ハローワーク、地方自治体などが行う各種イベント情報を掲載しています。
Q8. インターネットに公開されている求人票は、かなり以前から公開されているものでも募集を継続しているのでしょうか。すでに募集活動が終わっているのに、そのまま掲載されているものもあるのでしょうか。
A8. 当ホームページで公開している求人票は、公開されている限り現在も募集を継続しています。採用予定人数を確保した等の理由により募集が終了したときに、企業からの連絡によりホームページでの公開を終了しております。

しかしながら、採用を決定してから新卒応援ハローワークに連絡するまでのタイムラグにより、企業に直接問い合わせた際に「募集は終了している」と断られる場合もあるかもしれません。この場合は、最寄りの新卒応援ハローワークまでご連絡ください。
Q9. 大学卒業後は、地元での就職を希望しているのですが、新卒応援ハローワークにこのような求人情報はありますか。
A9. 新卒応援ハローワークでは、全国の新卒者を対象とした求人情報をパソコンでみることができます。

なお、当ホームページ では、全国の中途採用の求人情報をみることができます。
Q10. 日本の大学に留学している外国人です。卒業後、日本の会社に就職したいと思っています。新卒応援ハローワークを利用できますか。
A10. 新卒応援ハローワークは、日本の大学等に在学中の方であれば、国籍を問わずどなたでも利用できますので、留学生の方も積極的にご活用ください。
なお、留学生の方であれば、留学生のための求人検索や、入管法の問題に関する相談など、留学生特有の相談や情報提供をお求めの場合は、「外国人雇用サービスセンター」のご利用が便利です。
こちらのセンターでは、留学生の方が日本の会社に就職するために必要な情報や相談を受けることができます。

個別のご相談のほか、日本での就職活動についてのガイダンス、留学生の採用枠を設けている企業の面接会など各種のイベントも開催しています。また、窓口には通訳も配置していますので、日本語に自信のない方にも安心してご利用いただけます。

Q11. 大卒等求人の公開日はいつですか?
A11. ハローワークにおける大学等卒業予定者を対象とする求人の受理については、2月1日より開始しますが、求人の公開については4月1日となります。
なお、求人公開後であっても5月31日以前に応募・採用選考活動を行うことのないよう御注意ください。

これから就職を考えている在学生からの質問

Q1. 大学3年生です。就職活動を始めようと思っているのですが、自分の適性、会社の選び方など、どう手をつけたらいいのかわからず、焦るばかりです。アドバイスをください。
A1. まず、「自分の適性」は自分ひとりであれこれ考えていても見つかるものではありませんから、人の話を聞く(または人と話をする)ことをお勧めします。もし、あなたが何かやりたいことや進みたい道がはっきりと見えているのなら、その分野の人の話を聞いたり、先輩などをつかまえて話をしたりするのがよいでしょう。

もし、あなたが「やりたいことがわからない」という状況なら、いくつかの会社の説明会に行くことを勧めます。その場合、どんな会社に絞るかということはあまり問題ではありません。「何となく行ってみたい」そんな感じがするセミナーに5~10社くらい行ってみるのがいいと思います。また、新卒応援ハローワーク等の実際の求人内容や仕事に関するビデオなどをみて、世の中に実際ある仕事をいろいろ見てみることや、職業興味検査などで客観的な自分像を把握してみることもお勧めします。

そのような中で、実際行った会社のセミナーや調べてみた仕事にあなたはどのように感じるでしょう?ワクワクする、おもしろそうと感じるのか、そうでないのか。それが、あなた自身の個性なのかもしれません。

ただ、気を付けてほしいのは、働くということは、「なんとなく好き」でやっていけるものではないということです。働くのは、今までのように自分が勉強するためではなく、会社に貢献し、お金を稼ぐことです。毎月15万円とか20万円とかのお金を稼ぐのは大変なことです。

だから、「なんとなく好き」ではなく「大変でもやっていけるくらい好き」な仕事や会社と思えるかが大切ですし、それが仕事や会社選びのひとつの基準になると思います。

就職活動は、会社を選ぶ活動ではなく、自分の人生を考える活動です。焦らず、楽しんで、自分探しをしてください。
Q2. 大学3年生です。学校の業界研究会などにも参加しましたが、特にどの業界がよいかわかりません。業界を絞らなくてはダメといわれますが、そうですか。
A2. 就職先選びの条件は人によってさまざまです。職種を中心に選びたいと考える人、社風重視の人もいます。業界に縛られる必要はありません。

しかし、自分のこだわりを持つことは必要です。営業という仕事ひとつをとっても、いろいろな内容の営業があるし、働きやすい職場の条件も人それぞれです。まず、自分のやりたい仕事や働きたい会社の基準を明らかにしましょう。

それには、実際に企業で働いている人の声を数多く聞くことです。すでに入社されている大学の先輩や身の回りの社会人に、その会社にはどんな仕事があり、どんな内容なのか、会社の雰囲気はどうかなどを聞きましょう。

これは、自分のこだわりが社会に通用するものかを考えるにも有効です。仮に、「楽して稼げる仕事をしたい」というこだわりをもったときはどうでしょう?そんなことは、社会では、普通通用しませんから、修正しなくてはいけませんよね。そんなふうに、実際に働いている人の話を聞いていく中で、自分のこだわりがはっきりしていくと思います。

その中で、自分自身のこだわりを探していきましょう。

学校の業界研究会だけでなく、さまざまな就職イベントなど(新卒応援ハローワーク等でも開催しています)も活用して、いろいろな人の話を聞きながら、自分自身のこだわりを明らかにしていってください。
Q3. 3年の後期は結構厳しい授業が多くて、就職活動のスタートがみんなよりも遅くなってしまいました。まだ、働きたい会社なども決められず、あせっています。どうすればよいですか。
A3. 自分の将来については、早目に考えたほうがよいのはいうまでもありませんが、就職活動を始めるには、まず、自分のしたいこと、できることをよく考えることが必要です。どの会社を選ぶかは、それが定まってからのことなので、まだ具体的な会社を決められないからといってあせるよりも、まず、自分の将来像を考えてみることが重要だと思います。新卒応援ハローワーク等には、専門の相談員が職業興味検査や職業適性検査なども行いつつ、適職選択を援助していますので、必要であれば相談してみてください。
Q4. 就職活動で苦労して会社に入るよりは、卒業後もとりあえず今のバイトをしていて、そのうち就職すればよいと思うのですが、親が反対します。やっぱり就職したほうがよいのか悩んでます。
A4. 難しい質問です。それぞれの人の目標や状況は異なるので、今すぐ就職すべきかどうかは一概にお答えできるものではありません。ご質問では、就職という課題から逃げるためにアルバイトを選ぶということのようにみえますが、それは安易な選択だと思いませんか。一般的に、卒業して年数が経てば経つほど、即戦力としての人材が求められます。将来の目標追求のため、今すぐ就職せず興味のあることや目標達成のための準備をするという選択もあり得ますが、将来的な目標がないまま漫然とアルバイトを続けていると将来の就職はより困難になるというケースが多いようです。いずれにしても、将来のことも含めて、それぞれの人の事情をお聞きしながら、新卒応援ハローワーク等で専門の相談員がご相談しますので、一度新卒応援ハローワーク等で相談してみてはいかがでしょう。
Q5. いくらやる気があっても、やはり何かしら資格がないと、今の世の中就職は難しいのでしょうか。
A5. 医師になるには、医師の国家資格が必要です。税理士になるには、税理士の資格が必要です。こうした仕事以外では、一般的には、資格の保有と就職は関係がないと考えて間違いないです。

英検1級はあったほうがいいです。中小企業診断士の資格をもっているに越したことはありません。が、それを取ったからといって就職できるというものでもないのです。

では、就職にするために必要なものは何か?と言えば、それは、まず「意欲」だと思います。社会に出て何をやりたいのか、どうしてその会社に入りたいのか、そのことが明確になっていなければ、意欲は湧いてきません。もちろん、「何をやりたいか明確にしろ」といったって簡単にできることではありませんし、それがなかなか見つからないから苦労するのだと思います。

そのためには、少しずつ自分のやりたいことが明確になっていくようにいろいろな会社を回りながら、いろいろな人と話をしてみてください。(Q3も参考にしてください。)
Q6. 公務員試験を受験するつもりで、できれば8月までは試験勉強に集中したいのですが、だめだった場合、夏以降就職活動を始めても間に合いますか。
A6. 9月以降も採用活動を続けている企業や秋採用の企業、秋頃から採用活動を始める企業もあり、新卒応援ハローワーク等にも、秋以降新規求人の申込みはあります。ただ、当然、大手企業の大半は募集を終了しています。このため、公務員試験がダメだったことを考えるのであれば、このような採用活動の流れはあらかじめ調べておくことが必要です。

あなたにとって、公務員になることはどれくらい重要なのでしょう?また、どれくらい試験準備は進んでいるのでしょう?このようなことにもよりますが、「だめだったら民間企業へ就職しよう」という気持ちもあるなら、試験勉強と並行して、「ここだったら行ってみたい」と強く思う企業数社を絞り込んで、就職活動もすることをお勧めします。会社の人と話をすることで、いろいろな仕事や自分はどんな仕事をしたいのかを考えていくきっかけにもなります。

就職活動を並行することが困難なら、できる範囲で(身近な人など)実際に働いている人の話を聞いたりして、民間企業では、どんな仕事がしたいのか明確にしておくことが大切です。実際、夏以降就職活動を始めることとなったときに、何をしたいのかから考え始めるのでは、その後の就職活動がかなり困難になります。

また、公務員試験準備としても当然やることとは思いますが、新聞には目を通し、社会に目を向けるようにしておくようにしましょう。
Q7. バイトで接客の仕事はやったことがありますが、事務の仕事とかはどのようなものかイメージが湧きません。いろいろな仕事について知りたいのですが。
A7. いろいろな会社でいろいろな仕事を試した結果、就職先を決められるとよいのでしょうが、そのようなケースはまだあまり多くありません。いくつかの企業では、夏休みなどに学生を受け入れ、実際に社員と一緒に仕事をしてもらうなどのインターンシッププログラムを実施しているので、もっと知りたい仕事や会社について、そのような機会を利用して経験するのもよいでしょう。また、新卒応援ハローワークでは、様々な職業に関する書籍やDVD(どのような内容の仕事かとか、どのような能力が求められるかなど)を見ることができますので、これらにより職業に関する知識を深めることもできると思います。
Q8. 英語を使う仕事を希望しています。どのような仕事がありますか。
A8. 企業の中で、英語を使う仕事としてイメージする仕事はなんでしょうか?たぶん・・「貿易事務」という人が多いのかもしれません。でも、「英語を使う」ということであれば、あらゆる場面で想定されます。例えば、企業の部署で考えてみると、海外とやり取りのある海外部はもちろん、販売部や開発部などが海外や外国人との交渉、やり取りをする場合もあります。流通業でも、バイヤーで国内外を問わず商品の仕入れをする場合もありえますよね。また、金利や為替ディーラーが東京マーケットで取引する際の言語も、日本語だけとは限りません。

このように、英語を使うビジネスの場というのはたくさんあるのです。そういう意味においては、英語を使う=話せるということは、昔ほど特殊なことではなくなり、コミュニケーションの手段の1つとしてとらえられています。英語をどの程度使っていきたいのか、何をしたいのかということにもよりますが、ただ「英語を使う」というのであれば、いろいろな仕事の中で、あらゆる機会があるでしょう。

あなたは、仕事を通じてどんなことを実現したいと考えているのでしょう?単に「英語を使いたい」というだけではあなたの目指すものが見えてきません。

自分は何をしたいのか、どんなことが実現できればワクワクするのかを考え、その中で英語力をどう生かせるのかを考えましょう。「英語を使う」というのは、自分がやりたいことがカタチになったとき、あなたのプラスアルファの能力として、採用担当者にそれが伝わるものではないでしょうか。
Q9. 将来は経営企画の仕事をしたいと思っているので、自分では、企画営業を選択するつもりですが、独りよがりな考えのような気がします。何を重点に考えて仕事を選べばよいのでしょうか。
A9. 「経営企画」の仕事をしたいということですが、具体的にどんな仕事を思い描いているのでしょう?

新卒の学生さんの就職活動を見ていると、「職種名」に惑わされやすいとなあと感じる場面が多くあります。つまり、「本当にその仕事の中身を知っているの?」と感じることがよくあるわけです。

まずは、職種名にとらわれず、自分が考えている仕事の中身をわかりやすく表現してみましょう。目標は、中学生が聞いても「あ、◯◯さんがしたい仕事はこんな仕事なのだな」と理解できるレベルです。

例えば、「会社をよりよくするためのルールや目標を実際に作る仕事」とか「会社を大きくするための計画を立てたり、その計画の実行をするための組織を考える仕事」などです。わかりやすく表現し直すことで、あなたがやりたい仕事にはどんな能力が必要なのか見えてきます。

「会社をよりよくするためのルールや目標を実際に作る仕事」であれば、「会社をよりよくする」にはどうしたらいいのか。まずは、今の会社の状況を知ることが大切ですよね。そして、それを「よくする」とはどういうことなのか。問題点を解決する手法や、働いている人が快適と感じられる仕組みを考えることが必要になりますよね。そして、あなたが考えたことを社員に受け入れてもらうにはどうすればよいか・・・と少しずつ掘り下げて、どんな経験が自分には必要なのか考えてください。

いろいろな知識を身に付けることも大切ですが、「人」に興味を持つよう意識してください。会社は人の集団です。いろいろな人が働いています。人を掌握することは経営の根幹です。どんな職場に身を置くことになっても、「組織と人の関わり」を常に意識し、観察することが、後々経営に携わるとき、とても役に立つはずです。売上を上げるためには、優秀な人材を確保、維持しなければならないし、社員をやる気にさせる仕組みをつくっていかなければならない・・・など、会社の経営は常に人とのかかわりが基盤になっているのです。

このようなことを意識しながら、職業名にこだわらず、仕事の内容が自分の思い描くことにどれだけ近いかを考えながら選択してください。

企画営業を募集している企業は多くありますが、その仕事の内容はさまざまで、どこまで企画を任されるかの裁量にも幅があります。応募の際には、躊躇せずに、「具体的にどんな仕事内容なのですか?」「どんな能力が必要ですか?」と尋ねましょう。そして、自分の夢と擦り合せることをお勧めします。
Q10. 一般職と総合職はどう違うのでしょうか?
A10. 一般職と総合職については、大企業のコース別採用などで用いられるようになった言葉です。大雑把に言うと将来の幹部候補の社員が総合職、補助的な仕事を担当する社員が一般職です。実際の社内での位置付けは企業によって異なるでしょうが、総合職は営業や技術職に配属され各地の転勤もありますが、一般職は内勤補助事務が中心で転勤は無いか、せいぜい自宅通勤圏に限定されることが多いようです。昇進や給与の昇給の点では一般職より総合職が有利です。

ただし、最近は一般職でも責任ある立場の仕事を任されたり、報酬も実力主義で結果次第だったり、また、一般職と総合職の間で異動出来たり、初めから一般職と総合職を分けない企業もあります。雇用形態の多様化から、一般職と総合職の間に様々な階層(準総合職や専門職など)のある企業もあります。

ですから、OB・OG訪問や会社説明会などを通じて積極的に情報収集して、御自分の希望に合った働き方を選んでください。
Q11. 大学3年生です。履歴書はパソコンで作っても構わないのでしょうか。自分は字がきれいではないので、そのほうがよいのではないかと思います。
A11. ネット上からエントリーできる企業も増えてきているので、パソコンで作った履歴書には寛容になってきてはいるようです。しかし、多くの企業は、新卒者については、やはり手書きの履歴書を求めているのが現状です。

これは、中途採用では、履歴書は「今までの経験や能力を示すデータ」であるのに対し、新卒採用では、「未経験で能力も未知数の学生の人間性を見る資料」として期待されるからです。

「自己表現も慣れていない新卒学生の場合、手書きの文字から伝わってくる本人像も無視できない」これは、実際採用に携わる人事部の方から聞いた言葉です。文字の上手下手より、「ゆっくり丁寧に書いているか」=「誠実な人柄か、この会社を本気で志望しているか」を見ているそうです。ですから、手書きで提出したほうがいいでしょう。

書くときは、筆記用具を選んでください。いろいろなタイプのペンがあります。太さもさまざまです。私たちは、自分が書きやすいと信じているペンを長く使いがちですが、今まで使ったことのないタイプのペンで書いてみると、文字の印象ががらりと変わることがよくあります。貧弱な文字を書く学生が太字のペンを使ったら、しっかりした印象になったなど、意外な効果があるんですよ。大学の生協、大きな文具店に行ってたくさんのペンを試してみると、きれいに見える筆記具が見つかると思います。そして、落ち着いて、心をこめて丁寧に書く。これが、履歴書作成のポイントです。
Q12. インターンシップとはどのようなものですか。どのようにインターンシップをやっている会社をさがしたらよいのか教えてください。また、応募するときは、その会社のインターンシップに参加していたほうが有利ですか。
A12. インターンシップは、就職活動前の学生が、実際の職場で就業を経験することで、キャリア形成や学校で学習した知識や自身のスキルなどの職場での活かし方を習得するプログラムです。70年代にアメリカで広まりましたが、日本でも働いてみてからのミスマッチを解消するための手段として、本格的な取組みが行われています。

通常、春や夏の長期休暇期間を利用して、2~3週間、職場で仕事を体験するという形で行われます。

多くの企業は、職種別に募集しており、職種ごとに応募条件を提示しています。中には、専門科目の履修生を対象とした仕事もあります(技術系、デザイン系など)。

インターンシップ研修生を募集している企業の多くは、大学の就職部に募集要項を送っています。夏休みの募集は、3月頃から始めるところが多いようです。

また、特に興味を持っている企業があれば、インターンシップを募集しているかどうか、電話で問い合わせてみるといいでしょう。中には、「この職場でこんな仕事をやりたい」と履歴や動機、期待を書いた応募書類を作成し、企業に「インターンシップ研修生として受け入れてほしい」と交渉し、成功した学生もいます。

また、インターネットで募集する企業も増えていますから、探してみるといいでしょう。過去の研修生の感想を載せているところもあるので、雰囲気や仕事内容を知る上で役に立ちますよ。

それから、企業に応募する上で有利かどうかという点ですが、これは一概には言えません。その企業内で職場の人と一緒に数週間を過ごすわけですから、お互いにいい面も悪い面も見えやすくなります。学生が職場のことを理解すると同時に、企業もあなたのことを採用面接以上に深く知ることになるわけですから、一概によい、悪いとも言えません。ただ、「入社のときに有利だから」とインターンシップに応募する学生をほとんどの企業が嫌います。「自分にあった企業選びをしていく上で、まずは、仕事に就くという経験を持ちたい」という意欲を持ち、そのチャンスを最大限に生かしたいと考えている学生を期待しているのです。

企業への興味より、実習内容をよく調べて、自分に役立つ経験のできるインターンシップ先を選ぶことです。それは、企業に社会貢献のチャンスを与えることにもつながるのです。今まで学んできたことや、興味などを振り返り、同時に将来の夢を考えながら、じっくり選んでインターンシップに参加してほしいと思います。
Q13. 学生ですが、今後の就職活動に際して、就職支援を行ってくれるところを教えてください。
A13. 新卒応援ハローワークでは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生さんや、卒業後未就職の方を対象に、全国ネットワークによる豊富な求人情報の提供、仕事探しに当たっての各種相談受付、就職活動に役立つ各種セミナーの開催等による就職活動の支援をしています。また、全国のハローワーク及び新卒応援ハローワークでは、以下の支援も行っており、卒業後でも利用できますので、まずはご相談ください。
  • 採用内定取消しの通知を受けた場合や、内定辞退を強要された場合の対応についてのアドバイス

  • 入職時期繰下げ(自宅待機、入社日の延期など)の通知を受けた場合の対応についてのアドバイス

  • 全国の学卒求人の情報提供、職業紹介の実施など、就職活動のサポート

→お問い合わせ先:

現在就職活動中の学生からの質問

Q1. 昨年3月に大学を卒業したのですが、企業に提出する健康診断書は、昨年度の診断書でもよいのでしょうか。病院に行って新しい診断書を発行してもらったりするのでしょうか。
A1. 採用選考時における健康診断は、応募者の適正と能力を判断する上で必要のない事項を把握する可能性があり、結果として、就職差別につながるおそれがあります。もし、採用選考時に健康診断書を求められた場合には、お近くのハローワークにご相談ください。なお、真に診断書が必要な場合には、以下を参考にしてください。

健康診断書に有効期限はありませんが、3ヶ月以内に受けた診断書を提出するのが一般的です。ですから、昨年度の診断書(3ヶ月以前のもの)しかないときには、再度健康診断を受けて健康診断書を発行してもらいましょう。

また、健康診断を受ける項目は、新卒者の場合は、身長、体重、視力、聴力、血圧の測定と胸部レントゲン、尿検査が一般的なものですが、会社によっては、血液検査、心電図なども必要となる場合がありますので、検査項目を事前に聞いておくほうがよいでしょう。

どの項目を受けるかにより費用もかなり異なります。検査費用は病院によりますが、血液検査、心電図を除けばだいたい5千円程度、これらも受ければ1万円程度というところが多いようです。

多くの会社を受けるときには、健康診断を受けたところに証明書の再交付をお願いしましょう。そのときに、交付手数料が2~3千円ほどかかります。再交付の場合にも、あまり古いものは健康を証明できないので、3ヶ月以内のものを再交付してもらうのが一般的です。

以前は都内の保健所でも、就職用の健康診断書の発行を行っていましたが、最近は行ってないところも多いので、問い合わせてみてください。やっていれば、たいていは病院よりは安く受けられます。

また、病院で受ける場合も、レントゲンが受けられる日や検診前の注意事項(朝食抜きとか)もあるので、事前に問い合わせるとよいでしょう。
Q2. 地方に住んでおり、東京近郊での就労を希望しておりますが、どのように情報を収集すれば良いですか。
A2. 厚生労働省は、各道府県に、新卒応援ハローワークを設置しています。そこでは、東京の新卒者向け求人の検索もできますので、これらをご利用してはいかがでしょう。
Q3. 就職活動を行ってきて、何度も試験や面接を受けてきましたが、まったく駄目で自分に自信がもてなくなってきました。こんなことを繰り返していては、いけないと思うのですが、どうすればよいかわかりません。
A3. 就職活動中には、焦ったり、不安になったり、大変だと思います。まず、「面接を突破すること」に汲々とせず、「なぜ働きたいと思ったのか」をもう一度振り返ってください。これまでの面接などを通じて、「なぜ働きたいか」が相手に伝わりましたか。

自分が仕事を通じて実現したいことは、どんなことなのか。どんな形で仕事に向き合いたいのかなどを考えてみましょう。最初に考えてきたことと、今と変化はありますか。

あれば、なぜ変わったのかについても考えましょう。そして、今の自分は、働く人としてどんな人間を目指しているのか、それをはっきりさせましょう。

次に、その夢や目標を実現できるのは、どんな仕事や職場なのか、冷静に考えてみましょう。就職活動が長引くと、「とにかく内定さえとれれば」とか「この面接さえ通れば」と選考を通過することばかりに気を取られてしまいます。その結果、「相手に納得してもらう答えは何か」ということばかり興味が向かってしまい、採用側に「働く人としてのあなたの姿」が伝えられなくなってしまいます。そうすると、どうしても試験や面接でうまくいかなくなってしまいます。
Q4. 面接で人と付き合うのが苦手とか正直にいうと不利になるのでしょうか。正直に答えてしまうので、内定がもらえないのではないかと思いますが、偽った自分を語るのもおかしいような気がします。そのままの自分をみてもらうほうがよいと思うのですが、どうですか。
A4. 「人と付き合うのが苦手」と言うのは、やはり不利です。ただ、「人と付き合うのが苦手」といっても人によっていろいろです。「知らない人と親しくすぐにコミュニケーションをとること」が苦手なのか、「要件以外のことで会話をすること」が苦手なのかなど、自分にとって何が苦手なのかよく考えてみましょう。

面接の際の自己アピールは、相手が何を求めているのかという視点に立って行うことが大切です。どんな仕事なのか、それにはどんな資質や能力が必要なのか。よく調べ、そこで求められていて、かつ、自分が持っている力をアピールしましょう。

これは、商品の販売と同じです。例えば、あなたがDVDプレーヤーの販売員で、「あまり画質はよくないけど、価格の安い商品」を売っているとします。やってきたお客さんに何と言いますか?いきなり、「これは画質は悪いけど安いですよ」とは言わないでしょう。「いくらくらいのどんなものをお探しですか?」と尋ねた上で、予算の限られたお客さんには、「画質はさすがに劣りますが、普通に見る分には気になりません。この値段はお買い得ですよ」と勧めるでしょう。

このように、相手のニーズを知った上で、自分をどう見せるかをよく研究してください。ウソをつくことと、相手のニーズに合った答えをすることは違います。
Q5. 昨年度大学を卒業し、SEとして就職しましたが、病気のため4ヶ月でやむなく退社してしまいました。今は完治し、アルバイトとインターネット関係のスクールに通いながら就職活動をしているのですが、退職理由がネガティブなものなので、できれば知られたくありません。履歴書には、どこまで正直に書くべきですか。また、この退職理由をポジティブな内容にするにはどうすればよいのでしょうか。
A5. 履歴書に退職事由を正直に書くべきかという点については、通常履歴書には、「会社都合により退職」又は「自己都合により退職」のいずれかしか書きません。あなたの場合は、「自己都合により退職」とだけ記せばよいでしょう。病気によりやむなく退職したとのことですが、本人の不摂生によるものではない疾病なら、それを証明する言質を医師などからとっておき、簡潔に説明できるようにしておきましょう。文章にする必要はありませんが、面接では必ず聞かれますので。

また、退職事由をポジティブなものとするためには、自分の気持ちや考えを「自己紹介書」としてまとめるといいと思います。例えば、
  • 以前からSEになりたかった気持ち(動機、意思など)
  • 実際SEとして入社できた喜び、具体的にした仕事や仕事を通じて学んだこと、将来への期待など
  • やむを得ず(理由を書かずに「やむを得ない理由で退職を余儀なくされましたが」と書けばいいと思います。)退職することになったが、そのハンディを乗り越えるべく、計画的に努力していること
  • 将来のキャリアビジョン
  • 現在のスキルと取得予定資格
などを盛り込むなどして、就職に情熱を持っている説得力のある文章をまとめてみてください。今は、アルバイトに、通学にと頑張っているようですので、その様子を説明しながら、「今はこんなに元気です」と面接でアピールするといいと思います。
Q6. 昨年3月に大学を卒業したのですが、新聞などもみても新卒者の募集ばかりで、卒業する年にもっと頑張っておけばよかったと後悔するばかりです。本当に就職できるのでしょうか。私のような者を必要とする企業はあるのでしょうか。
A6. 既卒での就職活動は確かに大変です。でも、頑張っていることにまず自信をもってくださいね。

「すでに卒業しているから」多くの企業は、それだけで門戸を閉ざしているわけではありません。いい人がいれば、既卒の人で採ってもいいのだけれど、実際に会ったらいい人がいなかったという企業が多いのです。その結果、採用の確率が少ないのなら、募集条件から「既卒可」は取り除こうということになっているのです。新卒応援ハローワーク等でも、求人の申込があったときに、既卒者も応募できるよう勧奨すると、いい人がいれば採用してもという企業は意外と多くあります。

ですから、卒業予定者のみを募集している企業でも、自分から積極的に連絡をとれば募集の機会を与えてくれることがあります。興味がある企業があれば、連絡をしてみるとよいでしょう。その際は、「本気で就職したいと考えていること」「就職活動での失敗をきちんと受け止め、反省し、前向きに活動していること」「自分の就職に対するビジョン」をはっきりさせて、きちんと説明できるようにしておきましょう。自分に確かな気持ちがあり、それを正直に誠意を持って伝えることができれば、応募を受け付けてくれる企業は増えていくと思います。

また、就職活動が長引くと、自信がなくなりがちですね。活動の中で、自分だけの目標を持つことが持続できる秘訣になります。「今度の会社で決めよう」と焦らずに、「今日は、とにかく、自分の就職意志を相手にわかりやすく伝えることにしよう」など実現可能な目標を立てます。そして、結果がどうあれ、目標に向かって努力した自分を評価することが大切です。目標やその達成状況を記録し、その軌跡を確認しながら、目標をクリアし、前進している自分に目を向けるようにしましょう。
Q7. 今年就職が難しいと判断した場合、留年して翌年新卒者として就職活動をした方が良いですか。
A7. 前出の質問と同様に、留年して翌年新卒者として就職活動をしたとしても、身分は新卒者なのでしょうが、留年した理由について聞かれるのは確実です。単に直面する問題を避けるためだけに留年するよりも、「今年度中になんとしても就職先を見つけるんだ」という強い意志をもつことが大切だと思います。
Q8. 短大2年生で事務系の仕事を希望していますが、パソコンができないので、なかなか決まりません。パソコンスクールに行くなどして、レベルを高めなければ就職は難しいでしょうか。
A8. 現在、各企業の職場で活躍している人のほとんどは、会社に入るまでパソコンなんか触ったことがなかったという人のはず。ですから、「入社してからでもパソコンを習得できる」ことはほとんどの企業がわかっているはずです。SEなどあらかじめコンピュータに関する知識を求めている専門職は別ですが、事務職の場合、新卒採用でパソコン能力のみで採否を決めるという会社はほとんどないでしょう。

たぶん、内定を手にできない理由は、パソコンができないこと以外にもあったのではないでしょうか。

「パソコンはできますか」と聞かれたときに、「苦手です」「やりたくありません」と答えていませんか?今はパソコンに習熟していなくても、職場に入った後は必須ですから、「使いたくない」という気持ちが見え隠れすると、事務職には向かないと判断されるかもしれませんね。

また、「できません」と回答したときに、「できるかどうかを聞かれるからには、入社後必要なんだな」と相手のニーズを考えましたか?もし、「今は経験がありませんが、入社までに身に付けるよう努力します」と答えていたら、どうなっていたと思いますか?

今の自分にできないことを補うために、どこかで知識や技術を身に付けようと考える前に、今できないことや知らないことを、これからはどんどん覚えて、身に付けて、実力にしていこうという意欲があるかどうかが大切です。中途採用と違い、新卒者に対しては、企業は可能性を期待しています。「これから、どんどん伸びていく人材だ」と思わせるものをあなたは持っていますか?

知識を身に付ける前に、それを身に付けるために前向きになろうという意思をもって活動してください。
Q9. 大学院生ですが、就職情報誌を見て就職活動をしていますが、なんだかやり方が間違っているように感じます。いったいどうやればいいのでしょう。
A9. 具体的にどんなふうに就職活動をしていて、どんなところにズレを感じるのでしょうか?

自分の希望に合った仕事や職場に出会いたいと思い、就職情報誌やインターネットで情報収集している、そんな活動に比重がかかっているなら、確かに間違っています。

職業経験のない人にとって、就職とは、未知の世界に飛び込むことです。言い換えれば、今まで得た経験や知識で的確な判断を下すのは無理なのです。机上でデータを集めて分析し、自分に合ったところを探そうとすると、今までの価値観や判断力で最善の結論に至ろうとしがちです。こうなると、自分の行きたいところ、働きたいところは見つかりにくくなってしまいます。

ですから、資料だけに頼らず、いろいろな企業の説明会に積極的に足を運びましょう。いくつも話を聞いているうちに、自分が仕事に何を求めているのか、自分にとってのこだわり(又はこだわらないこと)はどんなことかわかってきます。それから、具体的に、自分が力を出せる職場の条件を組み立てていくといいと思います。
Q10. 営業を希望しているのですが、求人広告で「営業」、「企画営業」「コンサルティング営業」「ルート営業」といったいろいろの名前の営業を見かけるのですが、これらはどのように違うのでしょうか。
A10. 「企画営業」「コンサルティング営業」などの名称は、各企業が職務内容に応じてつけているので、同じ「◯◯営業」と言っても業界や企業によりその内容が異なる場合もありますし、異なる名称でも仕事内容が同じものもあります。

一般的には、営業対象が固定客のみのものが「ルート営業(ルートセールス)」と言われます。これに対して、まったく新規の顧客開拓を行うものは新規開拓営業(これには、いわゆる「とびこみ」で行うものもあります)となります。普通は、企業は1人でも(1社でも)多くの顧客を獲得しなければなりませんから、ルートセールスのみという企業はかなり限られており、初めはルートセールスを行い、慣れたら新規開拓を行うというのが一般的です。

「企画営業」「コンサルティング営業」は、どちらも提案型の営業で、内容としては、営業品目(商品又はサービス)の企画の立案、営業の方法などの提案を行い営業していくもの、又は、顧客のニーズを把握し、その顧客に合った商品(サービス)を顧客との相談の中で提案し営業していくもので、こうした形の営業は、情報処理業、印刷業、生命保険業、金融業などに比較的多く見られます。

また、最近は、SEが営業を兼ねて行うような技術職兼営業といったものも増えています。

営業の求人はとてもたくさんあり、その職務内容も業界により異なりますし、同じ業界でも個人相手か、法人相手か、営業品目がどのようなものかによって異なりますので、すべてを説明することはできません。まずは、名称にとらわれず、自分が考えている仕事に近いものか実際の仕事の中身を聞いて確かめることが大切です。
Q11. 個人情報について法律上どうなっているのですか?
A11. 求職者の個人情報の取扱いについて、職業安定法に規定されました。その内容としては労働者の募集を行なう者は、募集形態のいかんを問わず、求職者等の個人情報についてその業務の目的の達成に必要な範囲内で収集・保管・使用しなければならないとしています。また、この規定にあわせて、個人情報の情報収集・保管・使用に係る「指針」(労働省告示第141号)が公表され、収集してはならない個人情報が具体的に定められました。

収集してはならない個人情報は、
  1. 人種、民族、社会的身分、門地、本籍、出生地、その他社会的差別の原因となるおそれのある事項
  2. 思想及び信条
  3. 労働組合への加入状況
となっています。

1の具体例としては、「本籍地・出身地」、「家族状況(学歴・職業・収入等)」、「生活環境・家庭環境」、「住居状況」、「本人の資産」、「容姿・スリーサイズ」となっております。ご質問の件ですが、以上のことから企業が採用・選考するにあたり守らなければならない事項です。もし仮に、上記のような質問あるいは書類を求められた場合には、企業の所在地を管轄する公共職業安定所に連絡してください。行政指導が入ります。また、そのような企業には、入社を断るくらいの気持ちを持っても良いと思います。
Q12. ある会社から内定をいただき、入社誓約書というものが送られてきました。私としては、もう少し就職活動を続けてみたいと思っているのですが、入社誓約書を提出しても内定辞退は可能でしょうか。
A12. 採用内定を法的にどう解釈するかは、いくつかの学説がありケースバイケースですが、一般的には、企業が内定を通知し、あなたが入社誓約書を提出した時点で労働契約が成立したと解されます。つまり、企業が従業員を勝手な理由で解雇できないのと同様に、企業は内定を勝手な理由で一方的に取り消すことはできません。

他方、採用される(内定を受けた)方は、企業を退職する自由があるのと同様に、内定辞退はできます。

といっても、採用を通知した企業は、あなたを採用予定者として準備を進めているわけですから、あなたが内定を辞退した場合、採用数に欠員が出る、研修などの手配をキャンセルしなくてはならなくなるなどの迷惑を被ることになります。また、学校推薦を受けたりしている場合は、その企業と学校の信頼関係を損なうこともあり、今後求人をその学校に出さなくなるなどあなたの後輩に迷惑がかかる場合もあります。

また、あなたが内定辞退することで、企業が実際に損害を受けたというような場合(例えば、新入社員研修を外部業者に委託していて、その費用を既に支払っており、研修をキャンセルしてもその費用が戻ってこないような場合)には、企業は、その賠償額を算定して辞退者に対し損害賠償請求することはできます。(誓約書に違約金や損害賠償額を記載することは、労働基準法第16条に抵触しますが。)

このように、内定を辞退することは可能ですが、そのためにいろいろな問題が生ずることもあるということは忘れないでください。その上で、やはり辞退するという決心であれば、できるだけ早く結論を出し、その旨を採用担当者に伝えてください。

また、電話1本で断るのでなく会社に出向いて理由を説明する、遠方でどうしても行けないときには手紙を出すなど誠意ある態度でお断りすることが大切でしょう。
Q13. 内定をもらったのですが、その後、採用内定取消しの通知がきました、どうすれば良いですか。
A13. 非常に重要な問題です。内定そのものについては、労働基準法で定めた労働契約に準じるものとして扱われるケースが多くあります。従って、内定の取り消しは、解雇とほぼ同じ法的性格のものと解釈されることもあります。厚生労働省は企業向けの「新卒者の採用に関する指針」を作成し、この中で「内定は取り消さないものとする」としたうえで、やむを得ない事情で内定を取り消した場合「取り消した学生の就職先の確保に最大限努力するとともに、内定取り消しにより就職時期が遅れた学生からの補償などの要求には誠意をもって対応せよ」と指導しています。こういう事象が発生した場合は、まず、近くのハローワークや新卒応援ハローワークへ相談してください。

これから転職を考えている方からの質問

Q1. 転職活動をするにあたって、会社を辞めてからのほうがいいですか。
A1. 転職の理由によりますが、一時的な感情などから離職してしまい、仕事を探すとなると財政的にも心理的にも「早く就職しなくては」という状況に追い込まれてしまうことが多く、自分が思っているような転職を難しいものとしてしまうことが多いようです。いざ就職活動をはじめてみると、「こんなはずではなかった」「こんなに次の仕事を探すのが難しいとは思わなかった」という求職者の声も聞かれます。今の職場で不満があるのを我慢すればよいというものではありませんが、例えば、今の職場での人脈やネットワークを活用し、転職先を決めてから辞めるといったように、ある程度辞めた後の展望があって離職する場合のほうが満足する転職となるケースが多いようです。
Q2. 卒業後、就職活動をしながら、アルバイトをしていますが、これも履歴書の職歴に書いておいたほうがよいのでしょうか。
A2. あなたのしているアルバイトはどんなものなのでしょうか?アルバイトといっても、単にお金を稼ぐためのものから、ある程度の実務経験を積めるものもあります。例えば、会計事務所でアルバイトしていた経験は、経理などの仕事に応募するときに、「実際に会計に関するこのようなことを学びました」ということをアピールする意味でも履歴書に書いたほうがよいでしょう。あなたが応募しようとする会社の仕事にアルバイトの経験が役立つと思われるものは書いておくとよいと思いますが、そうでない場合は、あえて書く必要はないと思います。いずれにしても、卒業してから何をしていたのか、その理由は何であったのかは自分の中で整理して答えられるようにしておきましょう。
Q3. 就職して3ヶ月で会社を辞めたのですが、履歴書に職歴として載せたほうがよいですか。
A3. 履歴書には短期間の職歴であっても記載したほうがよいと思います。たとえ書いていなくても、卒業後何をしていたかは聞かれるでしょう。また、辞めたのであれば、その理由もきちんと説明できるようにしておくべきです。いずれにしても、たとえ黙っていたとしても、採用となった後で企業が雇用保険の手続きをした際に職歴は判明してしまうので、そのときになって就職していたことがわかってトラブルになるよりは、やはりきちんと説明しておくべきです。
Q4. 新卒応援ハローワーク等やハローワークで公開されている求人はまだ募集中と考えてよいでしょうか。
A4. 新卒応援ハローワーク等としては、申し込まれた新卒向け求人が採用予定人数に達しているかどうか随時企業に確認していますが、中には、採用数に達したので募集打切りとなっていても、その時点で新卒応援ハローワーク等に連絡がなく募集中の扱いとなっているものも含まれている可能性があります。

また、ハローワークの中途採用求人のなかにも企業からの連絡がなかったり、あるいは採用予定人数に達したしたばかりというものがある可能性はあります。新卒向け求人または中途採用向け求人のいずれかに応募する場合には、窓口でまだ募集中であるかどうか確認することをおすすめします。